ブルーボトルコーヒー、行ってみたい。
ブルーボトルコーヒーってすごいですね。
チェーン店なのに、コーヒーの品質や出し方がよさそう。
まだ飲んでいないのでわからないですが、焙煎から抽出まで丁寧に行っているようです。
なんと、日本の喫茶店がきっかけだったようですね。
最近は、サードウェーブコーヒーという言葉をよくきくようになりました。
この間見つけた「ツキコヤ」もサードウェーブのやさしいコーヒーが売りでした。
詳しくは下記参照。
昨日見つけたいいお店!京急線追浜駅、「tsukikoya(ツキコヤ)」 - おっさんトモの、徒然日記
それと同時に、スペシャルティコーヒーという言葉もよく聴くようになりました。スペシャルティコーヒーとは、いろいろなところが思い思いに定義している基準をクリアした豆です。それなりにきちんと管理されているという証明になるのでしょうね。
僕は、特にサードウェーブとか、スペシャルティとかって基準はそれほど気にしないのですが、淹れ方は結構こだわりますし、自家焙煎の店も、きちんとハンドピックして、悪い豆が混ざらないようにしている店が多いです。
よく見ると、スペシャルティコーヒー専門店とかって書いてありますけどね。
コーヒーの楽しみ方も、ファーストウェーブ時のようにコーヒーをがぶがぶ飲めるという事でもないですし、セカンドウェーブのようにカジュアルに飲めるという事でもないですし、やはり、ゆったりとした贅沢な時間を過ごすためにコーヒー、そしてカフェがあると思っているので、そういう意味では、僕もサードウェーブの流れにどっぷりと乗っかっているのでしょうね。
コーヒーグッズ紹介(コーヒーミル編)
どうも、なんちゃってコーヒーかぶれ、おっさんトモです。
ミルでコーヒー豆を挽くと、なんか、プロっぽいですよね。
コーヒーは煎りたて、挽きたてがうまいのは当たり前ですが、ミルの種類によっても味の感じ方が大きく変わります。
コーヒーミルは沢山種類があります。
手動で挽くもの、電動で挽くもの、カットするもの、すり潰すもの、高いもの、安いもの・・・
沢山の種類があるので、分類するのは難しいですが、僕の中での簡単な分類があります。
プロペラカッター式か、それ以外か。
プロペラカッター式というのは、ミキサーの刃のようなもので豆をカットする方式です。よく深夜の通販で見た事があります。
僕はこれは使ってみた事がありません。一般的に、コーヒー粉の粒度(粒の大きさ)が揃わずに、微粉が多く出るので、雑味が多いと言われています。
つまり、刃があたるところばかり挽けて、あたらない所は全然挽けないと。
また、挽く時間によって細かさを調整する為、毎回コーヒー粉の粒度を揃えるのが難しいんだそうです。
一方、僕がそれ以外としたのは、臼式を代表とする、固定された歯の間を通す事によって豆を挽く方式のものです。
このタイプには、すり潰すタイプの臼式と、豆を切り刻むように挽くカット式となどがあります。
これらは、決まった通路を通る間に挽かれる為、粒度が揃いやすく、また、毎回同じ粒度で挽けるので味が安定すると言われています。
あとは、電動とか手動とかって違いがあります。
僕は小遣いが多くないので、高いミルは使えません。
ですが、おいしいコーヒーを飲みたい。
据え置き式と呼ばれるタイプは、結構高いものが多いです。
僕が今とても欲しいミルは、
約2万円です・・・た・・・高い・・・
でも、このミルは豆を切り刻むようにカットする事が出来るので、粒度が均一に揃い、しかも電動で楽じゃないですか!微粉も出にくいそうですし、業務用の方式を踏襲しているっていうのも憧れの的です。いつかはこんなミルが欲しい!!
しかし、今の僕は豆を挽くための道具にそんな値段は出せません・・・
これも良さそう・・・
1万円前後かぁ・・・これも手が届かない・・・
でも、これも、粒度がきっちり揃えられるからいいという評判ですね。
エスプレッソ用の極細挽きはできないようですが、9段階で豆の大きさが選べるようです。
こんな風に、粒の大きさが数字で設定できるのってほんと良いですよね。
昨日はドリップだったけど、今日はサイホンで飲もう!なんて時に、それぞれにあった挽き方が簡単に設定できる。良いなぁ。いつか欲しいなぁ・・・
で、結局今使っているのは、
3~4千円です。お小遣いの範囲内(笑)
でも、もちろん手動です。
別に、豆を挽く時に楽をしたいという思いはありませんよ。浅煎りの豆なんかは挽く時に力が必要な事もありますが、フレンチくらいならスムーズに挽けますし、香りを感じたり、その手間さえも、コーヒーの楽しみと思えている自分もいます。
クラシックなデザインで、インテリアとしても良いですし、据え置き式と比べて場所もとりません。
唯一、難点といえば、挽くときの粒度を変えるときに、「感」で変えているという事です。電動の据え置きミルみたいに数字で粒度の調整が出来ればいいのですが、粒度の調整をするときはハンドルをいちいち外して、付け根についているネジを回します。それで、ワッシャーの爪を引っ掛ける位置をずらして、歯の隙間を広げたり狭めたりします。これがなかなか難しい上に、今の設定がどのくらいの粒度で、目的の粒度にするまでどの程度、爪の位置をずらさなければならないかを、覚えていなければいけないという事です。
通常、コーヒーの抽出方法によって、適する挽き方というのが違います。僕のように、今日はフレンチプレス、今日はドリップ、今日はサイホンと、飲み方をころころと変えている人にはあまりお勧めできません(笑)
僕は、爪の位置をどちらに何回移動するという事で覚えているのですが、時々ずれていたりして、挽いてみたらとっても荒かったり、細かかったりしてがっかりします・・・
ただ、こういうのも、コーヒーの楽しみの一つと、今は思うようにしています。
コーヒーを飲みだした頃は、今日は成功した!今日は失敗した!という一喜一憂も楽しんでいましたし、それが、日を追うごとに少なくなっていくのも、なんとなく嬉しいものです。
皆様も、自分に合ったミルを探してみてはいかがでしょうか?
コーヒーの淹れ方、その①。~ドリップコーヒー編~
コーヒーの淹れ方をご紹介する、このコーナー。
※僕にコーヒーの資格はありません。ただの下手の横好きです。
※長文注意(笑)※
コーヒーを淹れるというと、まず皆さんが思い浮かべるのが、ドリップコーヒーではないでしょうか。
挽いたコーヒー豆の上にお湯を落として下のポットで受け止める、あれです。
これは皆さんご存知ですよね。
人によって、いろいろと淹れ方があるみたいですが、ここでは王道の(と僕が思っている)方法を紹介させて頂きます。
まず、用意するものです。
・豆(新鮮なほうがいいです。一人の目安は10g程度です)
・ミル(既に挽いてある場合は必要ありません)
・ポット(お湯を沸かします)
・ドリッパー(これが欠かせません)
・ペーパー(ペーパーフィルターの場合)
・コーヒーサーバー(ドリップのコーヒーを受けます)
・量り(豆の重さを量ります)
・キッチンタイマー(蒸らしの時間を計ります)
手順は簡単!
①お湯を沸かす。
②豆を挽く。
③ペーパーをセットする。
④カップを温める。
⑤蒸らす。
⑥ドリップする。
⑦カップに注ぐ。
です。簡単でしょ?
以下で、それぞれについて説明していきます。
①お湯を沸かす。
まずは、お湯を沸かします。
ポットは、口が細いものを使用するのがお勧め。
理由はあとで説明します。
このケトル・・・焼けてきたな・・・
お湯を沸かしつつ・・・豆を挽いていきます。
②豆を挽く。
豆は、必ず重さで量ってください。
容積を量るスプーンもありますが、小さい豆と大きな豆では同じ一杯でも重さが変わってしまいます。
僕は少し面倒なんですが、必ず電子秤で量るようにしています。
冷蔵庫から豆を出し・・・
20g(二人分)
さて、計量が終わったら、挽きます。
ゴリゴリ、ゴリゴリ・・・
僕が使っているのは手挽きのミル。
アンティークな感じのデザインが好きで、使用しています。
ただ、この手挽きのミルは実はあまりよくありません。
・・・それはまた別の機会に・・・
この頃には、すごくいい香りが部屋中に広がっています。
ほら、いい匂い!!
挽き終わった豆です。粒がそろってないですね・・・
豆の挽き方は、別の機会に詳しく書きますが、好みです。
ドリップ式の場合は、粒の粗さで豆の間を通るお湯の速度が変わります。
あまり細かくしすぎると、通過する速度が遅くなりすぎ、雑味まで出てしまう気がします。あまり粗くしすぎると、通過するのが早すぎて、うまみがきちんと引き出せない気がします。
2度挽きして粒度を揃える人もいるみたいですが、僕は1回で・・・
コーヒー豆屋さんで挽いてもらえるときは、ペーパードリップ用と言えばちょうどいい粗さにしてくれます。
③ペーパーをセットする。
ペーパーというか、ドリッパーをセットします。
僕が使っているのは円錐型のドリッパー。
何がいいかって?
折るのが一回で済むんです(笑)
まぁ、これによる効果はそれだけではないようですが(効果の程が定かではないので、うんちくはやめておきます)、円錐型は結構お勧めです。
フィルターをセットしたら、挽いた豆を入れましょう。
僕は、真ん中を少し凹ませておくのが好きです。
④カップを温める。
カップにお湯を注いで・・・温めておきます。
このような小さな気遣いが、おいしいコーヒーの秘訣!だと信じて・・・
⑤蒸らす。
これが結構難しいところです。
味にムラが出るのは、これを毎回同じように行えないからだと思っているくらいです。
まずはタイマーをセットします。
タイマーは3分にセット。
そして、タイマースタート!!
粉の中央から、少しずつ、ほんと少しずつお湯を落とします。
落とすというか、お湯の粒を置いていくイメージ。
このとき、細口のポットが大活躍するわけです。
玉になってるのがわかりますか?こんな感じ。
もはや自己満です(笑)
昔は、デロンギの電気ケトルの広い口から直接注いでいましたが、全然思ったように注げない・・・
妻にねだって、購入することに成功しました(笑)
豆が全体的に湿って、下から少し垂れる位までお湯を置いたら、お湯を注ぐのをやめます。
新鮮な豆だと、ここで結構膨らんでくるんです。これは、豆の中から炭酸ガスが出てくるからです。
ほらね。宍戸コーヒーさんの豆は、今日もとてもこんもりしてます。
焙煎して間もない証拠です。
⑥ドリップする。
僕は、蒸らす時間は30秒から40秒程度です。
人によっては1分くらい蒸らす人もいますが、それは好みという事で・・・
こんもりした部分の真ん中から静かにお湯を落とします。これは中央付近で「の」の字を書くイメージで、ペーパーの淵からは注がないです。
全体的にお湯がいきわたったら、蒸らし後の1回目のお湯は、すべて落としてしまいます。
蒸らし後2回目からは、全体にお湯がいきわたるように、「の」の字を描くイメージで、お湯を注ぎいれます。
ここでは、それほどゆっくりではなく、お湯が落ちきることがないように(常にドリッパーにお湯が張っているように)調整しながらお湯を注ぎいれます。
ここでは絶対にお湯を切らしてはいけません(といわれます)。
コーヒーサーバーの目盛り通りにコーヒーがたまったら、ドリッパーを外します。
ドリッパーの中に残っている液は、もったいないですがおいしくないので捨てます。
まだ色が出るので、いつももったいないなぁと思いながら捨てます。
少し飲んでみて、納得して捨てます。ここだけ飲んだら本当にまずいです(笑)
⑦カップに注ぐ。
最後はカップに注ぎます。
コーヒーを温めていたお湯は忘れずに捨てておいて下さいね(笑)
今までの注いだ神経がすべて報われる瞬間です。
これからテイスティングするまでは毎回本当にどきどきします。
こうして、一杯のコーヒーの完成です。
僕は、家では必ずブラックで飲みます。
その時の苦味や酸味、コクなどを感じながら、ゆっくり飲みます。
豆の種類によってキャラクター(個性)が異なりますが、その豆のキャラクターを感じながら味わいます。
当然ですが、冷める前に飲むのがベストですね。
淹れる時は、その時に飲む分しか淹れないので、おかわりする時は豆を挽くところからやり直します。
どうでしょうか?
思ったより、神経を使いそうですか?
でも、この作業に慣れてしまえば、朝食の前後でも、夕食後でも、寝る前でもいつでもおいしいコーヒーが頂けてしまいます。
きちんとした手順を踏んで淹れたコーヒーというのは、その辺のチェーン店のコーヒーの味と一味も二味も違います。
ぜひ、一度試してみて下さい。
なお、私がドリップコーヒーで使用している器具は以下のところで購入できます。
ドリッパー:V60透過ドリッパー02クリア
ポット(ケトル):ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ
ペーパーフィルター:円すいV60ペーパーフィルター102(100枚)
ミル:カリタ クラシックミル
サーバー(これは僕のと違いますが、欲しい・・・):ハリオV60コーヒーサーバー700